2011年11月1日火曜日

競泳陣上海入り 高速水着禁止から1年半、フォーム改造の日本勢、技術力で勝負

24日に始まる競泳の日本代表が21日、上海入りし、男子平泳ぎの北島康介(日本コカ・コーラ)らが試合会場で初練習を行った。水着 旋風を巻き起こした高速水着が禁止されて約1年半。今大会は2007年世界選手権(メルボルン)以来の“実力勝負”となり、日本勢の奮起に期待がかかる。

08年北京五輪で英スピード社「レーザー・レーサー」の出現を機に、進化し続けた高速水着。09年のローマ大会では水を通さないラバー素材でつくられたジャケド社製の水着を大半の選手が着用し、43個もの世界記録が生まれた。しかし、国際水連(FINA)は昨年1月、ラバー素材や全身を覆うタイプの高速水着を禁止。 水着 通販 これによって世界的に記録は停滞したが、今季に入って日本勢では自己ベスト更新や自己記録に近いタイムをマークしており、北島や男子200メートル平泳ぎで今季世界ランク1位の冨田尚弥(中京大)、男子背泳ぎの入江陵介(イトマン)、女子では背泳ぎ寺川綾(ミズノ)らが表彰台を狙える状況だ。
21日に上海入りした男子平泳ぎの北島康介(日本コカ・コーラ)ら ∥21日、中国・上海
好調の要因は泳法改良にある。もともと体格で劣る日本勢は技術力に優れており、跳ね上がった記録との差を縮めるために多くの選手がフォームの改造に着手。水中抵抗の少ない泳ぎを追求するなど、外国勢に有利とされた高速水着禁止を好機と捉えて練習を積んできた。最後までスピードが落ちず、後半勝負だった高速水着時代とは違い、「積極的に飛び出して逃げ切るレースが勝利の鍵」 水着 2011 と元五輪代表コーチの設楽義信氏(日本水連常務理事)は分析する。

日本水連では競泳個人種目の優勝者をロンドン五輪代表に内定する。それだけに前回ローマ大会のメダル4個を上回る「複数の金を含む5個以上のメダル獲得」を目標に掲げる。

0 件のコメント:

コメントを投稿